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「病院機能評価」を活用するために(6)
 2009年度から病院機能評価に盛り込まれた「精神科に特有な病院機能」においては、統計資料の作成や診療録、看護記録への記載が重要視され、患者預り金の個人別管理も求められています。  権利制限を伴う“非自発入院”の中でも、医療保護入院は適切な医療の導入という治療的医学判断が基本。そのため、資格により裏付けられた専門医学的判断と、客観性を持つことが必要で、標準的な診断基準による判断が求められています。また、その判断の過程は記録によって検証できると同時に、手続の正当性が確保されなければなりません。ここでは、

●精神保健指定医が病状およびそれを評価し、入院届および診療録に記載があるか

●根拠となる疾患はICD10,DSM?等で分類されており、患者の病状が診療録に記録されているか

 …などが評価のポイント。 電子カルテ「Alpha」の入院指示画面から、患者の入院日や食事開始日、食事内容、患者の病棟や入院形態を決定し、入院指示を行えます。書類の作成が必要になる入院形態を選択した場合は、作成しなければならない書類がリストアップされ、書類の作成漏れを防ぐことが出来ます。  一方、入院中の処遇の適切性に関しては、隔離が適切に行われているか否かが重要視され、評価の考え方としては

●隔離室に複数の患者を入室させていないか

●隔離を実施した理由、開始した日時および解除した日時が診療録に記録されているか

●隔離が漫然と行われることがないよう、少なくとも毎日1回、医師の診察が行われているか

●隔離が行われていることについて、プライバシーの点からの配慮がなされているか

 …などが、評価の考え方となります。電子カルテ「Alpha」の隔離拘束・観察記録は、隔離・拘束患者一覧画面から観察記録の作成が可能。観察記録の「状態」に設定された内容に応じて、色分け表示を行うなど、内容・色に関してマスタ設定でカスタマイズできます。この内容は、体温表(フローシート)にも反映され、観察記録は体温表からも入力可能です。
投稿日時:2013-07-17 11:38:10