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「病院機能評価」を活用するために(4)
 アセスメントと全体計画に対しては、看護基準や手順が、計画に乖離なく反映される仕組みがあるかを確認する必要があります。ここでは、

●入院患者について、身体的・精神的・社会的アセスメントが診療録や看護記録に起債されているか

●評価に基づいた診療・看護に関する計画が立てられており、患者の状態の変化や起こり得る問題の発生を予知した対応可能な計画が策定されているか   

●初期計画は入院後24時間以内に立てられているか、治療看護計画は問題リストに書かれた問題ごとに計画が立案され記載されているか

 などが、基準や手順に沿って策定されているかどうかが、評価の考え方となります。 特に、介護保険では一定期間ごとのケア・プランの見直しが義務付けされているので、それに対応して診療計画の見直しも行われる必要があります。また、医療保険でも、病状の変化に合わせて診療計画を見直すのは当然のことであり、どのような検討の場を設けて対応しているのか、確認しておく必要があります。評価の考え方としては、

●医師による回診や看護ケアの過程で把握される、症状の変化、診断の変更、治療への反応など、情報と病態の推移に応じて、適切で迅速な対応が取られているか

●計画を見直すための場として、随時あるいは定期的に検討会などが開催されているか

●必要に応じて複数科による検討会、専門医の対診、関連する多職種の参加による検討会などが行われ、総合的な評価と検討の機会があるか

●見直しに応じて患者や家族に説明を行い、納得・同意が得られており、それは診療録や看護記録に記載されているか

●療養病床を有する場合、介護保険では、一定期間ごとのケア・プランの見直しが義務づけされているので、それに対応して診療計画の見直しも行われているか

 …など。病状変化・診断の変更・治療への反応などに対して、どのような検討の場を設けて対応しているのかが重要視されるわけです。
投稿日時:2013-07-17 11:36:46